バストアップの鍵♡バストアップに大切な“エストロゲン”を減らさないためには?
バストアップやハリツヤのある肌や髪など、“女性らしさ”に大きく関与しているのがエストロゲンという女性ホルモンです。
しかし、バストアップの鍵にもなるエストロゲンの分泌量は、20代後半をピークに年齢と共に低下していき、40代半ばからは激減していきます。その人によっては、骨密度の低下や血液ドロドロになるなど、さまざまな病気に繋がっていくこともあります。
そして残念ながら、バストアップに必要なエストロゲンは自然に増えていくことはありません。
また、体内のエストロゲンを人工的に増やし過剰な状態にすると、女性ホルモン全体のバランスを崩し、さまざまな疾患に繋がることもあるので、自己判断で薬などをとりいれるのはとても注意が必要です。
では、バストアップに必要なエストロゲンを減らさないために、自分でできることはないのでしょうか?
大切なのは、エストロゲンを「サポートしてくれる栄養を補うこと」と「無駄に減らさないこと」だと考えます。
エストロゲンをサポートしてくれる栄養素「大豆イソフラボン」
体内への吸収を上げるには腸内環境を整える必要がある!?
乳腺細胞を増やしバストアップに効果があると言われているのが、ご存じの大豆イソフラボン。
バストアップのために、納豆・豆乳・豆腐・きな粉・味噌などの大豆製品を毎日食べているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、大豆製品の中でもイソフラボンの吸収が悪いものと良いものがあるのです。
大豆イソフラボンには、グリコシド型とアグリコン型という2つのタイプがあります。
吸収が悪いのはグリコシド型の方で、豆腐などほとんどの大豆製品が当てはまります。
グリコシド型は周りに糖がくっついていて、腸内細菌によって糖を切り離さないと体内にイソフラボンを吸収させることができません。
一方で、アグリコン型の周りには糖がくっついていません。
身近な大豆食品の中では“味噌”、そして最近スーパーで見かけるようになった“豆乳ヨーグルト”がこちらに当てはまります。
味噌は酵母菌の酵素によってすでに糖が分解されています。
そして豆乳ヨーグルトは、乳酸菌で発酵させてグリコシド型からアグリコン型へ変換されています。
“1日1杯の味噌汁”は誰でも実践できるので心掛けたいですね!
とはいえ、身近な豆腐や豆乳に含まれている大豆イソフラボンも吸収率を上げたいですよね。
腸内環境を整えればしっかりと吸収することができるので、腸内細菌を増やす食材も合わせて食べていきましょう!
自分の腸内細菌を増やすために、善玉菌のエサになる食材を摂る!
一つは食物繊維です。特に水溶性の食物繊維は善玉菌である乳酸菌のエサになります。
【水溶性食物繊維を多く含む食材】
わかめ、もずく、めかぶ、りんご、押し麦、こんにゃく、らっきょう等
もう一つはオリゴ糖です。善玉菌であるビフィズス菌のエサになります。
【オリゴ糖を多く含む食材】
玉ねぎ、ごぼう、にんにく、アスパラ、はちみつ等
この2つの成分を摂りいれて、腸内細菌を増やし、大豆イソフラボンの吸収を高めましょう。
一緒に摂れば相乗効果も期待できます!
例:
◆豆乳ヨーグルト+りんご+はちみつ
◆大豆の水煮缶+ごぼう+こんにゃく(きんぴら)※色取りで人参プラスも◎
食物繊維やオリゴ糖は腸内環境を整えるので、バストアップのためだけではく、美肌や健康や免疫力アップにもお勧めです。
エストロゲンを減らさない生活とは?
では、バストアップに必要なエストロゲンを減らさないために、食事や栄養以外で出来ることは何でしょうか?
大切なのは、“睡眠の質と睡眠時間の確保”だと考えます。
睡眠不足や睡眠の質が悪い状態が続くと、血流が悪くなり、内臓機能が低下します。
胃腸での消化吸収が低下し、うまく栄養が全身に行き渡らなくなります。
せっかくバストアップが期待できる栄養を摂りいれても、体内で吸収が悪ければ効果が半減してしまいますよね。
また、睡眠不足によって自律神経が乱れると、ホルモンバランスが崩れてストレスを抱えることも。
そして、ストレスが多いとホルモンの分泌に大切な役割を果たす視床下部が影響を受けて、不安定になるので、エストロゲンが減ってしまいます。
このような悪循環へ・・・
当てはまるものはないでしょうか?
すべてを解決するのは大変ですが、バストアップに必要なエストロゲンを減らさないためにできることはそれぞれあると思います。
自分なりのリラックス方法を見つけることが一番大切かも知れませんね。
・ゆっくりお風呂に浸かって体をしっかり温める
・アロマやハーブの香りで「ハァー♡」と癒される
・ヨガやストレッチなどで体をほぐしてから眠る習慣をつける
何かできそうなことを1つから始めることが、バストアップの為に、美しいボディメイクのために必要なエストロゲンを減らさない生活に繋がります。
バストアップのためには、“思い悩まず、溜めこまず”も大切。
そして自分のカラダは食べたもので出来ていると考え、必要な栄養素を摂りいれること。
女性ホルモンのバランスを整えて、つやハリのある美肌とバストアップを目指しましょう!
ライター :Sunny Yoko